生きた知識と役に立たない知識の【生きた】は何か?
「売り出し方をつくる」
心の解説者、平山です。
社会心理は時代の動きの中で変化しています。
変化する中で、賛成と反対も同じように変化しています。
人の考える賛成と反対によって知識の価値も場所によって異なります。
昔にあった今ない事実に「電車内での喫煙」や「映画館内での喫煙」がありました(笑
これを今やったら間違いなく注意を受けるし、相当激怒する人に遭遇すると思います。
しかし、その喫煙時代での賛成派と反対派で、賛成派が勝っていたから喫煙をしていたのですが、
時代の流れと知識の向上によって「受動喫煙は良くない事」という認識が勝ち、
今の社会へと変化しています。
同じく「エッチな本」も青少年保護育成条例によってある程度バリアがありましたが、
未成年の買う事が出来た時代が確かにありました。
今ではコンビニにおいても販売が禁止に向かい、もはやインターネットでそのたぐいの
情報を欲しいある程度の年齢を重ねた男性は、もはやどこで情報を得るのか?怖いものもあります。
これも知識の向上や、社会変化に伴う賛否の結果から生まれたモノです。
知識の変化によって、生きた知識と役に立たない知識が入れ替わる時間軸。
知識社会化が進む現代の中で「生きた」の意味を考察することは非常に大切になりました。
誤った知識、役に立たなくなった知識を入れ替える労力は非常に大変なものです。
これは学力が高いのか?低いのか?出身校はどこかという話ではありません。
輝かしい起業家でも大学中退者が多い話は有名です。
【起業家で大学を中退した有名人(海外)】
・スティーブ・ジョブズ(Apple)
・ビルゲイツ(Microsoft)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook)
・マイケル・デル(デル創設者)
・マット・マレンウェッグ(WordPress)など
つまり教養があるということと、知識があることとはまた異なるものであり、
知識の上書きの場合に音楽であれば、10代で受ける影響が聴く音楽の大半を占め、
20代の影響よりも強く、30代以降になると聴いた音楽の影響がとても弱くなる
ことを言われています(Music of a Lifetimeより)
それだけ、音楽の好みであっても上書きをすることは簡単なことではありません。
これが知識の入れ替えであれば尚更のこと大変なことは想像がついてきます。
高齢者のスマホ知識など本当に努力の形とも言えます。しかし、
時代に追いつくだけが生きた知識ではなく、昔ながらの知恵も生きた知識になります。
ここは現代の人にとっては経験の少ない知識層になる事でしょう。
日本昔ばなしの「姥捨て山」からも教わることのできる部分であって、
いつの時代でも、高齢者の積み重ねた知恵が、今の社会に役立つことも多いと思います。
では生きた知識の「生きた」は何なのか?
インフルエンサーが時代のイニシアチブを覆い始めた社会の中で、
生きた知識VSインフルエンスの勝敗はどこに向かうのか?
賛否両論が大切にされる社会の中で、賛否だけが答えではなくなりはじめました。
賛成派が多い意見では保守派に見られがちであったり、
今では賛成派の意見でも、時代を遡ると反対派の意見であったり。
知識の変化と共に、賛成と反対が入れ替わり、生きた知識と役に立たない知識が上書きされる。
生きた知識を求めることで知識はマニアックになるし、もはやマニアックな知識は役に立たない(笑
社会の変化によって知識は変化し、言葉も変化する。
お手紙下さい→ベル下さい→電話下さい→メール下さい→ライン下さい→DM下さい。
勤め先→仕事先→ビジネス相手など生きた知識と同じように変化している。
言葉に適応能力を持たせるように、知識の適応能力が重要です。
セルフブランディングやセルフプロモーション、
セルフマネジメントがより注目される時代のなかで、生きた知識の選択がカギではないでしょうか。
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心の解説者・構成ライター 平山 紘介 コウスケさん
心の解説者・構成ライター・講師・売り出し方・コーチング・心理・平山 紘介 コウスケさん