青春というはやさ
「スマホ上の空論」
もはや日記やブログの領域ではない「こうすけ日記」
読者に役立つヒントが見つかれば幸甚です。
解説者の平山こうすけ
今回は「青春というはやさ」についてのお話です。
「冬におぼえた歌を忘れた ストーブの中 残った石油」
青春 (THE HIGH-LOWSの曲)
こんなにも素敵に、春の訪れを表現しているこの曲がとても好きです。
そして、男の子同士のケンカやスポーツ、音楽室の思い出、恋愛の切なさ、
「青春」を懐かしいようで、少し胸の奥が寂しくなる曲。
学生だった当時には、はやく大人になりたかったけれども、
実際に自分が大人になってみると、「青春」という
時のはやさの方が、大切だったのだと感じてしまいます。
女の子からもらって、読まずに捨ててしまった手紙。
廊下で暇つぶしをしているフリをしながら、誰かを探す姿。
イジメから逃げたり、イジメに対して歯を向けたり。
「まわりを見なさい」としか言わな先生。
生徒想いで羨ましかった隣のクラスの担任。
ブログの読者の方も、こんな思い出がそれぞれにあると思います。
「早く、学生生活なんて終わってしまえばいい」
そう思いながら自転車をとりに行った駐輪場。
もう自転車をとりに行くことなんてない。大人だから。
あの学生の頃「早く終わりたい」と願った願いは、叶えてもらえた。
叶えてもらえた未来に感じる今は「時間が止まればいい」と願ってしまう。
若いからゆえの愚かなことを、人は経験をします。
「あの頃、自分が愚かだった」と思うことが誰にもあります。
どんな人であっても、人の心はそんなに強いものではない。
それは、愚かさについて誰もが平等であり、
自分が経験している、これまでの辛い経験が「愚か」の意味を
教えてくれただけなんです。
だから、愚かさえわからなかった「青春」が切ないのではないでしょうか。
もうすぐ春が来ます。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ
心の解説者®︎・スマホ上の空論・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・エッセイスト・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん
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