初雪とヒートテック
「スマホ上の空論」
もはや日記やブログの領域ではない「こうすけ日記」
読者に役立つヒントが見つかれば幸甚です。
解説者の平山こうすけ
今回は「初雪とヒートテック」についてのお話です。
もうすぐクリスマスがやってくる。
ケンタッキーのパーティバーレルの絵皿も
今年で終了という時代の変化を寂しく感じた。
そして、クリスマス寒波以上に、寒い初雪の朝を僕は迎えた。
「寒い・・」半袖短パン姿で寝る僕がアホだが、
アホでも初雪の降る朝6時は尋常ではない寒さだった。
日課である7キロジョギングをしなくては。
僕は、こんな日のために秘密兵器を準備していた。
そう。それはヒートテック。
朝のジョギングを長袖長ズボンでは汗をかいてしまう、
かといって、軽装では体が温まるまでに、寒さが耐えれない。
僕は子鹿のバンビのように足をガクガクさせながら、
おNEWのヒートテックを袋をから出した。
「前と後ろを間違えないようにと」震えながら独り言を放つ。
子鹿のような足をヒートテックに潜らせる。
「暖かい」なんだこの魔法の素材は。
静電気によってやたらと足に張り付くヒートテック。
両足を潜らせウェストまでヒートテックを履き終えた。
その瞬間だった。
「臭い」ウェストまで履き終えた上昇気流にのって
寒さで敏感な鼻の奥まで届く臭さ。
「臭い?なぜ臭い?僕が臭いのか?」
朝の澄んだ空気の中で鮮明な臭さだ。
あまりの臭さに、自分が臭いのか、部屋の何かが臭いのか?
僕の思考は錯乱した。
「まさか、おNEWのヒートテックが臭いのか?」
僕は恐る恐る、自分の膝を嗅いでみた。
「臭い。おじさんか、犬くさい」
「暖かいけど、臭い。脱ぎたいけど寒い」
もはや僕の頭には初雪やジョギングなど消えていた。
臭いヒートテックを履きながら、スマホで検索をしてみた。
「新しいヒートテック 臭い」検索。
「いたー!同じ人、あなたは同志だ」
やはり臭いのか、そんなこと今まで聞いたことがなかったが、
アンサーはなんて答える。
「答えにはなっていないけれど、臭い原因は理解する」
初雪の降る素敵な朝に、モモヒキ半袖姿で、ヒートテックの臭さ
と葛藤をする僕。
犬のような、電車のおじさんのような臭い匂いで、
ここまで酷いと笑いが止まらなくなった。
臭いのに笑ってしまう僕。脱ぎたいのに寒い僕。けど臭い。
ドラマチックな初雪の空の下、バイオレンスな臭いに
ヘンテコな格好をした僕は笑い続けていた。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ
心の解説者®︎・スマホ上の空論・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・エッセイスト・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん
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