交差点
「スマホ上の空論」
もはや日記やブログの領域ではない「こうすけ日記」
読者に役立つヒントが見つかれば幸甚です。
解説者の平山こうすけ
今回は「交差点」についてのお話です。
街中で突然、話をかけられることがある。
挨拶であれば素敵なことだが、独り言の人もいる。
僕はスウェット姿で、交差点を歩いていた。
交差点を渡り終えたところで、老婆が僕に話をかけてきた。
「よっ。最近見かけなかったね、何してた」
映画の中のセリフか?僕は、おばあさんの独り言と思って聞き流そうと
したが、明らかにして僕に語りかけている。
僕はとっさに「最近は不景気なのでいろいろと」だけ答えた。
老婆「へっ。あいつを見な」
老婆は顎で僕に合図を送ってくる。
早く帰りたいし、なんで、こんなおばあさんに捕まらないといけない・・
なんだか、勝手に知り合いにされているし、
変に、ここからおばあさんの話を無視をするのも冷たいしな。
僕は老婆の顎で指すものみた。
「警察官!」
なんで、気にするの?何者ですか?おばあさん。
老婆は話す「あいつ、あたしのことずっと見てんだよ」
「もー嫌だね。こっちが何をしたっていうんだよ!へっ」
「へっ」の言い方が明らかに悪だな。
この老婆、絶対過去に何かある。
僕は「ハハハ。また目をつけられましたか。次の信号で
向こうに行ったほうが良いですよ」と答えた。早く帰りたい。
老婆は笑いながら「へっ。ちげーねー。まっぴらごめんだよ」
とニヤリと笑った。
一体、僕を誰と間違えたのか。
老婆はおそらく悪党の可能性が高いし、
先日の職務質問では僕が悪党で、今回の老婆には仲間にされた。
僕は悪党なのか・・
12月7日で二十四節気の「大雪」を迎えた。
冷え込む都内の空の下で、「へっ」の強い老婆に出会う。
冬らしい人生の交差点だった。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ
心の解説者®︎・スマホ上の空論・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・エッセイスト・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん
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