未来の不安
「スマホ上の空論」
もはや日記、ブログではない領域の「こうすけ日記」
本業よりもファンが多い今の現実・・
エッセイストの平山こうすけです。
今回は「未来の不安」についてお話をします。
1年で1番に日の出の早い6月。
昨日の夜の20時がきたと思っていたのに、朝の4時には
鳥の鳴き声が聞こえてくる。
「いつからだろう?」こんなに時間を数えるようになったのは。
学生時代の日曜日なんて起床したらサザエさんの音楽が聴こえて、
仕事に明け暮れて過ごしていた時には、
23時ごろにやっと自分の時間を感じていた。
海の家の大工さんたちが現場にかかる6月。
この梅雨が過ぎれば、夏本番の楽しい季節がやってくる。
僕は楽しみと同時に「あと何回、僕は夏を迎えられるのか?」
と頭の後ろの方で考える。
平均寿命の84歳を基準に考えても人生の半分は過ぎている。
血圧やコレステロールのひっかかる僕はそれ以下に違いない・・
「僕の人生の生き方はなんだったんだろう・・」
特別に暗いことでもなく、人であればいつか思うことだ。
計画していたはずなのに、計画通りじゃなくて。
子供の頃の将来に思っていた、等身大の大人じゃなくて。
60歳がおっさんと思っていたけど、実際はかなり若くて。
人と比較して負けたくないレースにいたのに、勝ち負けじゃなくて。
そしてまた、夏がきて。
目標よりも忘れたいくらい嫌なことの方が多くて。
始めたくせに、後悔の方が多くて。
勝手に自分が期待をして、思ったようにはならなくて。
人を信じて、人に裏切られて。
僕にはどっちが良かったのか?分からないから
上を見上げる。上は平等だ。
スポーツの右打ち、左打ち。
右スタンスと左スタンス。
右と左が変わるだけで見え方も感じ方も違う。
主観と客観のように、僕らの不安なんてそんなもの。
「勝手に深刻ぶりたくなっているだけかもしれない」
人生の84年を24時間に置き換えれば、1時間は3.5歳。
この計算で言えば7歳は午前2時だ。
35歳も計算でいえば、まだ午前10時。
お昼の12時でも42歳。おやつの15時でも52歳。
サザエさんの始まる18時30分なんて、まだ64歳でしかない。
そう思うと、学生の頃のように寝過ごしても、
まだまだ「何かを行える時間がある」のが現実だ。
明日の予定が空いているなら海へ行こう。
明日の時間が少し空くなら紫陽花を見よう。
時間が埋まって動けないのならば歌を聴こう。
どっちが良かったのかを考える方が早すぎる。
不安を考えられるのは若い証拠だ。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 こうすけ
心の解説者®︎・スマホ上の空論・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・エッセイスト・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん