機種変更と僕

2023.10.28

「売り出し方をつくる」

心の解説者の平山こうすけです。
ニッチなエッセイで人気の”僕のシリーズ”、
今回は「機種変更と僕」についてお話をします。

僕は６年ぶりにスマホの機種変更をした。
iPhone１０からiPhone１５＋への機種変更だ。

ブログやSNSに記載する写真か、Googleとドラクエウォーク
の使用する以外にスマホをしようしない僕だから
最新機種には興味はなかった。

これが等身大の高校生ならばメチャクチャ高揚をして、
次の日の朝早くに、新しい機種を再確認しては、
「本当に新しい機体なんだ！」と喜ぶのだが・・
僕にそんな高揚は全くなく、約２０万円もするこの
機械を購入したことは正解なのか？不必要なのか？
いつもの貧乏性のように心の底では探っていた。

僕は無くなるものがとても嫌いだ。
自分にとって最高の物をいつまでも大切にしたい。
だからオーバーにいえば仏壇のように、一生大切に
使い続けられるものが好き。

機械というものには、そうはいかない。
PCもTVもスマホも、車も、テクノロジーによって
変化をするものとは、いつか別れがやってくる。
だから使用の仕方次第で一生保てるハサミや
サーフボードの方が遥かに尊くなってしまう。

「なら壊れるまで買うな」と言われるだろう。
その通りだ。
新しいから良いものに間違いないことも確かだし。
新しいからといって自分にとって価値のあるものでは
ないことも事実だ。

料理が上手いと美味しいは違うし、
歌唱力があると歌が上手いも違う。

だから僕は、この自分のiPhone１５への機種変更
に、僕の中での価値観が一致しなかった。

なんでも新しいものが好きな人は変更するべきと思う。
もちろん結婚式や七五三、ペットの写真など、
残すものが多い人も変更するべきと僕は思う。

そうではなく連絡ツールの１つであったり、
僕のような使用頻度の人ならばiPhone１２でも
iPhone１３でもそのままIOSが入る限り変更の必要は
ないと僕は思った。

画面が大きくなったから、ドラクエの戦いは
綺麗になった（笑
それに２０万円・・・・・良かったと思うしかない。
もう、肯定を探す以外に、僕には選択の余地はないのだから。

早朝に、名前も知らない爺ちゃんたちと早朝の散歩をする。

あまりにもおじいちゃんが多すぎて、
通勤時間の日比谷線か東西線級にじーさんが多い。
しかも皆揃って無言で北に向かって歩くから
妙に怖ささえ感じてしまう。

健康のために歩いているのはみんな同じ
なんだけれども、通勤ラッシュを引退すると
ウォーキングラッシュに人はなるようだ。

そんなじーさんの間で、モンスターと
戦いを続ける僕のシュールな時間。
同じ朝日でも、山や海と川では感じ方が違う。

僕はどこか物のせいにしているだけで、
自分の行動で感動が変わることを忘れている。

そんな当たり前のことをiPhone１５で再認識をした。
「これまで良かったのに」
「今ので十分だったのに」の言葉に嫌な思い出が
あったのに、いつの間にか、そのままの方が好きな
慣れた僕がいたんだ。

なんのきっかけもなく起きた機種変更。
けれども、変わることで動くことで
自分が変わらないといけない方向に歩き始めることは
大きな事実だった。

何かを失って何かを得ることも
時にはとても大切なことです。

ブログをご覧頂きありがとうございます。

日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト　平山　こうすけ

心の解説者®︎・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・サイコパス・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山　こうすけ　コウスケさん

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