鰻と僕
「売り出し方をつくる」
もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多いとか・・
心の解説者の平山こうすけです。
凄く人気の”僕のシリーズ”日記「鰻と僕」
についてお話をします。
夏至を迎えて、今年も夏が始まった。
季節の到来をコンビニエンス商品で感じる人が
多いという記事を読んだことがあるのですが、
風や草木に並んで、食べ物で季節を感じることが
多くあります。
夏の食べ物といえば、かき氷。
そうめんや、冷やし中華、トマトや
くず餅もいいですね。
忘れてはいけないのが”鰻”です。
身体機能の低下のせいなのか?
以前に粗悪な鰻重を食べた時に残してしまい、
僕には鰻のトラウマがあった。
僕は、出張先の仕事場で、2時間以上も待機時間
があった。長い時間があるのならば鰻でもと
老舗の鰻屋さんに初めて伺った。
品の良い店内は落ち着いていて、
江戸時代から変わらない秘伝のタレが有名な老舗だ。
「鰻丼、鰻重、並、上・・見栄では特上だけど、
鰻丼は流石に頼めないしなぁ・・」とボソボソ
つぶやきながら、過去のトラウマを考えながら
鰻重の並が妥当と僕は考えていた。
店員さんが僕のところに来た。
「お決まりですか?」と優しく声がけをする。
僕は相手に聞こえやすく「鰻重をください」
と伝えた。
・・・?並か上か特上かも、わからないことを
発してしまった!アホすぎる。
店員さんは、あげあしをとらずに「はい」と
だけ返事をし、奥にいってしまう・・
待つこともなく、早速、小鉢がきた。
お蕎麦に温泉卵、奈良漬も嬉しい!
これが来るのなら、お酒を飲んじゃいたい
気分だよ。ここが地元なら呑むしかないな(笑
と心で話しながら、
四十過ぎの男が一人で卵を食べるシュールな時間。
店内には地元の伊豆ダディらしき常連さんが一人いた。
鰻丼を食べている。
俺もそれが良かったよ・・建前で重にしちゃったけど、
鰻屋さんで重以外を頼んだことないし。
羨ましいぜ伊豆ダディ!
ふと僕は時計をみた。13時35分。
仕事まであと1時間半か・・と思ったその時、
壁に書いてあるお店の張り紙が目に入った。
【午前営業14時まで、ラストオータ13時40分】
え?昼休みまで25分ないじゃん!
ラスト5分前に注文してKY過ぎる自分。
僕の鰻は、まだ来てないし。
13時48分鰻重の到着。
肝吸いの肝はミツバの下に隠れています。
残り時間12分の戦いが始まった。
しかも見た感じにこの鰻重は明らかに上だ!
並とはっきり言わない僕がいけない。
鰻は凄くやわらい仕上がりで、
タレの味は、女性にはしょっぱいと思います。
僕には甘さを感じましたが、お酒を
のむ僕なので、常識のある人には濃い味です。
重箱のご飯が浅く少なめなので、大食の人には
足りないと思います。
肝吸いは相当美味しい!!今までで1番上手い!
と話している時間はなく、立ち食い蕎麦屋なみの
食べるスピードが必要になった。
あと鰻の1列が重くのしかかる。
サンショやお新香では誤魔化せない
鰻のパンチ力。やるぜ鰻。君は強い。
気分ではなく実際に苦しい、重たい。
普段、貧そな食事の僕に油が重い・・
伊豆ダディがお会計をしている。
すぐに追いつくから伊豆ダディ!
残すことなど出来ない僕は鰻の1列を
神速のようにたいらげた。
美味しいけれどもったいない。
上は5000円するし、こんな早い
食べ方なんて勿体無い(泣
僕は何事もなかったようにレジへ行った。
店員さんが言う「少しサービスで3700円です」
え?上なのに並の値段でいいの?
鰻屋さんで、そんなサービス初めての経験。
だったら僕は、本当の並がよかったぁ・・・
後輩に物事は間違えのないように
具体的に伝えなさい!と言う自分を思い浮かべた(恥
また食べに来ます。ごちそう様でした。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
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心の解説者®︎・エッセイスト 平山 紘介
心の解説者®︎・エッセイスト・ポジティブ心理・サイコパス・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 紘介 コウスケさん