ベストと僕
「売り出し方をつくる」
もはや日記ではないレベルの平山日記
心理ブログよりもファンが多いとか・・
心の解説者の平山コウスケです。
なぜか人気の平山日記「ベストと僕」
についてお話をします。
アパレルブランドの美人ショップ店員さんの
ティーさんが僕のお店にいらっしゃった。
ティーさんはカリスマなだけあって
会話にも気遣いがいき届き、どんな内容の話でも
相手を気持ちを良くしてくれる。
なので、一緒にお話をさせて頂くと、
どちらが店員なのか?錯覚するほど頭が賢い。
そんなティーさんと僕の後輩
との3人の会話の中で、僕はスマホで画面を見せながら、
サーフボードの値段の説明をしていた。
ティーさんが僕に尋ねる。
「サーフボードお持ちでも、また新しく欲しく
なるものなんですね?」
その質問の瞬間に僕はとっさに強がりを出してしまった・・
「僕は欲しいサーフボードを持っているので、
もう要らないのですが(ここまで本心)、
あと1本くらい持っててもいいかなぁと思って(強がり)」
置く場所もないし。絶対買って後悔しかないのに・・
なんで普段僕はそんなことを言わないのに、
見栄を張ってしまったんだ。
これがカリスマ店員のやり方かー。
「欲しくないのに買ってしまうってありますよね(笑、
洋服でもそういう事ありますよねティーさん。」
僕は強がりを肯定したくて、自ら修正に向かってしまった。
その時だった。僕の記憶の奥底から
忘れていた洋服の強烈な記憶がよみがえってきた!
「ねぇ!覚えてる?あの90年代レゲーでも着ないほど
ド派手な大きいニットのベスト?」
後輩に向かって僕が言った。
「なんのことですか??私そんなの知りません」
すました顔した後輩に言い返された。
「アレだよ、脇汗もかかないほどにノースリーブで、
ベストだけで着たら変態そのものの、YOYO系のニット!」
「自分がオレに勧めたベストだよ?
一緒に服屋さんで見て、自分が激推ししたものなのに!」
と後輩に記憶の確認をお願いする僕。
「笑!あーーー。ありましたね(笑
あのヒップホップでも恥ずかしいくらい派手なベスト!」
後輩は笑いながら会話を続けた。
「だって絶対コウスケさん着ないし、服の存在すら
消えていて忘れてました。」
目の前には笑を堪えるティーさんもいる。
「ティーさん、これいいんですか?
店員さんなら、自分で人にゴリ押しに勧めて
買わせたのに、忘れていたって」
ティーさんも後輩も、笑を堪えることができずに
爆笑をはじめた。
「あんな脇汗もかかないくらいノースリーブで、
色もオレンジと赤?青?混ざった、ラジカセでも
担げと言わんばかりのベスト買わせておいて、
ひどくない??」
「見てみたいですけど笑、普段着こなすのは
大変そうですね・・」と苦し紛れにティーさんが言う。
「だったら、渋谷のラジオ出演の時に着ればいいじゃ
ないですか!目立ちますよ!」
これとばかりに後輩が放った。
あんなタワーレコードの通りのガラス張りに、
YoYo系の格好でいったら、バカ丸出しの中年でしかない(笑
日本のことわざで
「安物買いの銭失い」という言葉がある。
しかし、僕のベストは決して安くなかった。
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心の解説者®︎・フリーライター 平山 紘介
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