ラーメン屋と僕
「売り出し方をつくる」
子供にとって夜のお出かけは特別だった
心の解説者の平山コウスケです。
今回は平山日記「ラーメン屋と僕」
についてお話をします。
子供にとって寝る前の夜の時間は退屈だ。
みたいテレビも観れない、親には寝なさいと
言われて部屋に戻る。
子供なりに家の中で時間を過ごしていると
「コウスケ、ラーメン屋さんに行く?」
とお父さんが話しかけてきた。
「食べる!」と嬉しく返した。
パジャマだったかな?そのままの服で
車に乗り込む僕。
お母さんの顔色をみながら、渋々くるお姉ちゃん。
車で15分くらいの道のりだったけど
子供の僕にとって、その特別なドライブは大好きだった。
いつもなら寝る時間なのに車に居て。
いけない時間なのに、外に旅に出るワクワク。
車の後ろの席で見える夜の景色が、一際キレイだった。
お父さんが連れてきてくれたラーメン屋さんは
昔、屋台をやっていた店主が出した小さなラーメン屋さんだった。
カウンターがほとんどで、赤いテーブルに
おじさんが一人でラーメンを作るお店。
※写真はイメージです
メニューに何があったのか?僕は知らない。
いつものように昔の醤油ラーメンが出された。
たまにおじさんが「ニンニク入れるか?」って
聞いてくれて、子供なのにニンニクを食べれることが
大人な気分になったことをとても覚えている。
焼き海苔の上に、割り箸ですりおろしニンニクを
チョンと乗せる。
僕は、嬉しいから、箸でニンニクを大切そうに
舐めながら食べていた。
やたらすりおろしニンニクが冷たくて辛くて。
あの頃から、日本そばの生卵や、
あんかけラーメンの餡を崩したくないスタイルが
あったのかなぁ・・
卵などはすぐに割らない派です(笑
混ぜるの×(笑
お姉ちゃんは何よりも、
家の近くのお店でも、昔のラーメン屋さんでも
ワンカップ(日本酒)の空き容器が水飲みグラスの時
すごく嫌がっていたのが鮮明だった。
僕も弟だから、同じようにすごく拒絶した。
確かに実用的なサイズだけど、口元が・・・
大人にとって、親になった人にとって
子供相手の時間はごまかしか?たまたまだったのかもしれない。
でも、そんな小さな時間に思い出があったりする。
僕はいつ頃大人になるんだろう。
亡き父へ感謝を。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・フリーライター 平山 紘介
心の解説者®︎・フリーライター・ポジティブ心理・サイコパス・講師・売り出し方・コーチング・平山 紘介 コウスケさん
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