ゴールへ真剣に向かうこと
「売り出し方をつくる」
心の解説者®︎ 平山です。
あきらめない心
僕は先日恵比寿にある小さな会場に行った。
雨の多い日が続くので、天候が一番の心配だったが、
開演前からの空は雨が止んでくれていた。
俳優、脚本、演出、監督を務める黒田勇樹作品を観に行った。
仕事仲間でもある黒田さんは小さな会場で演劇をした。
コロナの問題で長い期間自粛し、やっとの思いで開いた公演だ。
もちろん客席も縮小し、体温検査や消毒、マスクをしての会場は
とてもやりにくかっただろうし、会場のサイズも納得いっていない
気持ちがあったと思う。
久しぶりにあった黒田さんは、変わりなく笑顔で出迎えてくれた。
「おー久しぶり!」とハッキリとした滑舌で、
相手が気持ちよくいられる気遣いが、相変わらずの天才を再認識させる。
講演した演劇はコミカルでおバカな表現もある、平和で争いのない
世界観を一つにまとめ上げたコメディ作品だった。
何よりもラストに演出されたオチは黒田作品の愛を感じた。
いつ会っても、いつ作品を観ても、本当に信念の強い黒田さん。
僕は素直に「かっこいい!」と感銘した。
今コロナで大変な状況が続くのは、世界中が同じであり、
夢や希望が少しかけて、目標が不透明な人は多くなったと思う。
そんな中で「オレは絶対にこれをやるぞ!」という意思の強さ。
どんなに困難でも屈せずに歩み続ける黒田勇樹に僕は教えられた。
私はこれがやりたい!とゴールを示すのも大変なのに、
自分が何をするために生きているのか明確なことは、素晴らしいことだ。
一年後の預金の目標はできても、五年後の自分のゴールの形を
ハッキリと明確にすることは難しい。
目標をたててどこまで自分が近づけるかはできても、
エベレストの登頂のようなハッキリしたゴールを持つことは
とても困難なことだと僕は思う。
もちろん困難と思い続ける人にゴールなんて見えないのですが、
黒田勇樹ほどのハッキリとしたイメージを持つことは羨ましい。
もちろん黒田勇樹はアカデミー受賞の俳優であり、
一般人ではない(笑
しかし俳優黒田勇樹としてや、人黒田勇樹として、
僕が話したことのあるかぎり、彼も人であり男性である。
「凄い人ほど見えない努力をし続けている」
この言葉に黒田勇樹はぴったりと当てはまるのだ。
SNSでは生活感を隠さないし、Twitterではぶっ飛んだことを放ち、
演劇では黒田ワールドを全開に出す。
それに比べて僕は生活感を出していないし、
ぶっ飛んだ発言は出会って話さない限り控えるし、
黒田勇樹と比べてどこか素直じゃない気がする。いやそうだ(笑
僕も素直になりたいけれど、パワハラ、セクハラ、モラハラに
感じられる可能性が高いので社会的にアウトだし、
本質で話せと言われて話したら怒られたことも多い。
あるお金持ちの社長さんに
「コウスケさんって心理のプロなんでしょう?」
「だったら刺さる一言をオレに言ってよ」
と尋ねられたことがある。僕がタジタジしながら
「〇〇さんて、お金持ちで凄いって言われるじゃないです?」
「でもそれって、〇〇さんの人柄を褒めているんじゃなくて、
持っているお金に対して褒めているだけですよね」と僕が言った。
そしたら言葉には怒っていなかったけれど、彼は怒っていた。
そんな経験もあるから怖い部分もあるけど、
黒田勇樹は凄いな〜とやっぱり思う。
素直さと謙虚は最大の武器だな。
きっと素直だから進むのはセオリーなんだけれど、
ゴールが明確だから素直に進めるのが本質にみえます。
自分が何になりたいのか?考えるあなたの参考に
なって頂ければ幸甚です。
僕も黒田さんを見習わないと!
頑張る皆々様を応援しております。
心の解説者®︎・構成ライター 平山 紘介
心の解説者®︎・構成ライター・講師・売り出し方・コーチング・心理・平山 紘介 コウスケさん