接客対応が良いと思っているのは「本人」だけ
「売り出し方をつくる」
心の解説者 平山です。
ふらっと入ったお店などで「この子、やる気ないな~」
と思ったことないですか?
これは、飲食店であっても、ショップであっても、
もちろん美容室であっても、
本人にとっては「そんなつもりはない」姿だと思います。
大きな系列店であれば、それなりに用意された
マニュアルがある事でしょう。
個人店であっても”気分を損ねる”接客は推奨していないと思います。
やる気がなくみえる子は、どんな教育をされているのか・・?
どういう方針でやる気のない接客をさせているのか・・?
これは、お店の基準の問題と本人基準の両方が存在します。
幼児のおままごとでも、子供たちは可愛い声で
「いらっしゃいませ~」「はいっ!ハンバーグです」なんて
柔らかい接客を演じていますよね。
まさか「なにしき来たんだよっ!」なんておままごとは
あると思いません。
それだけ、子供達の遊びや、ドラマなどの世界観であっても、
接客業は感じ良くするイメージが人には残っているんです。
だからこそ「感じの悪い接客の心得」はどこにもないと思います。
むしろ、教育以前に接客業で感じ悪くする考えは無いはずです。
ではなぜ?お店の基準と本人基準の問題なのでしょう?
①お店のテイストによって異なる から
②対応する本人が悪いと自覚していない から
③悪い応対に慣れてしまって、お店も本人も無自覚 だから
気づかないワケないじゃん!!と思う気持ちもわかります。
でも無意識的に、まったく気づいていません。
これはささいな事にも言える事です。
例として
・タバコを吸う本人が、自分は匂わないと思うこと
・自分の名前の漢字を、みんなが読めると思うこと
・だらしのない服装をファッション範囲内と思うこと
・失礼な発言を自分の中でセーフにしていること
・自撮りで笑顔なのに、普段は怖い顔していること
など・・・
細かいことをいうと「接客対応」と「接客応対」は異なります。
対応は・・相手の状況に対して何かすること
(レジならばレジ・運ぶなら運んで渡すまで)
応対は・・相手の立場になって何かをすること
(お客様への思いやりやコミュニケーション)
接客応対が大きく存在する中に「接客対応」がある
と知っておくと、覚えやすくなります。
なので「接客対応が悪い」という時には、
対応自体も悪いのでしょうけれど、思いやり、
コミュニケーションに欠けている場合が多いのだと思います。
駅の券売機も改札も、銀行のATM、スマホ画面中も、
機械化(対機械)されていく社会の中で、
コミュニケーションの必要性は薄くなっています。
接客応対の3つのマナー
・丁寧な立振る舞い
・思いやりのある言葉遣い
・身だしなみ
どれも、スマホの中では重要性が少ない項目です。
しかし、ネットの中だけが社会ではなく、
リアルに存在する、人と人との社会があります。
ちょっと前にホスピタリティ・おもてなしという言葉が流行りましたが、
もっとホスピタリティ性の高い行動が多くなると、
より良い環境が構築されるのではないかと思います。
自己判断には気をつけないと・・僕もです。
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心の解説者・構成ライター 平山 紘介 コウスケさん
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