どこまでが虐待なんでしょう? 「しつけ」と「虐待」の境目が見えないのが入り口
「売り出し方をつくる」
心の解説者、平山です。
話題になっていいニュースと、悲惨な現実の境目すらつかない情報社会に、
心の置き場所が困る時間を感じます。
情報元がラジオやTVと限定的な時代から、ネット、SNSを通じて
時間帯、職種、世代別に関係なく、それぞれが自分のタイミングで
自分に必要なニュースから、だらしのないニュースまで知ることができる。
店員さんの「不適切動画」”再炎上”なども、そのチョイスされるニュースのひとつ。
「不適切動画」はひどいよね・・(悲しい)
そして、マネして増える現象も理解しかねないけど、心理的には分かる部分もある。
変なノリをマネする、調子に乗ってやってみる、怒られるけどやってみた・・
は、どの時代にも必ずあって、それが動画投稿者いうリアルな悲惨に変化したに過ぎない。
ちょっと前なら「バカッター」があって、今は「バカスタグラム」に進化した。
安全対策をゲーム感覚(遊び)でリアルにしちゃう大人に近い子供達。
そして話題で済ましてはいけないのが「虐待」
年々増加している社会問題ではあるものの、ニュースになるような大きな事件
が起きない限り「対岸の火事」にしか考えないのが世間でもあります。
児童相談所で働いていたり、知り合いが関係者であれば、
いつも深刻な問題を知ることが出来ますが、公で虐待する加害者もいません。
公で虐待してないからこそ、表にだして助けることが困難になる。
そして、辛いのは「虐待をする親であっても、子供にとっては好きな親」ということ。
だから深刻化しちゃうんだよね。心が痛い。
このしてはならない虐待問題。
「かわいそう」「どんな人がするの?」「なんでするの意味わかんない」など、
虐待が良くない事という認識にあるかたでも、何が虐待なのか?知らない人が多い。
その「何が虐待なのか?」「どこまでがしつけなのか?」
そのPOINTを解説致します。
【虐待は4つの悲惨な種類がある】
・身体的虐待(痛い傷をおわせる)
・心理的虐待(辛い思いをさせる)
・性的虐待 (猥らなものに関わらせる)
・ネグレクト(放置)
の4つがあります。一読で分かるようにしました。
4種類の虐待がある事は分かっても、次の問題は「どこからが?」
があります。「どこから虐待なの?」は素直な質問であり危険性もある。
どこからか?境目が見えないこと自体が虐待に入るんです。
英語で児童虐待を「Child abuse」と言います。
意味としては、大人が子供への力の濫用。
境目がみえないということは、心理的に
「本質」と「感情」の区別がついていない証拠です。
大人が感情を抑えて本質を伝えることは「しつけ」です。
大人が感情に負けて「げんこつ」や「おあずけ」、「バカか?」
とやる、それぞれの行動が「虐待」です。
軽くたたいただけ・・・それもダメ。
買い物で置いていくふりをした・・・それもダメ。
何度言えばわかるのバカ・・・これもダメです。
自分の加減で、暴力の範囲を決定してはいけない。
大人だって、大人の男の人から本気で殴る寸前までフリをされて、
「あ~殴られてないから気分いいわ!」なんて人いないでしょ?
怖いから!!
恐怖も立派な心理的虐待です。
どこからが虐待なのか?それは、感情のコントロールが出来ない時が虐待です。
どんな人がするのか?どんな人がなりやすいか?
これも傾向はお話出来ますが、オレとしては、誰にでも可能性があると言いたい。
職場でも、スポーツでも、身内でも、
近い人ほど期待が高くなる。僕だってそう。
やつあたりや、変態でない限り、小さい危険は誰にでもある。
「今感情でものごとを言ってないかな?」
「今感情で勝手に泣いたりしてないかな?」
「今感情で沈黙にだまっていないかな?」
言うのも感情・泣く怒るも感情・無視も感情です。
感情はいいんだけどHAPPYな感情につながるならね!
選んで攻撃にしようした感情はいけないわけよ。
子供にとって温かい社会を僕らは継続しなければいけない。
今日はこの辺で失礼いたします。
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心の解説者・ライター 平山 紘介 コウスケさん
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