OODAループが、PDCAサイクルよりも環境変化に実践的・新マーケティング技術
「売り出し方をつくる」
心の解説者、平山です。
スマホの所持率(WEB環境)と同時に、
情報収集の最短化に迫る現代では、PDCAサイクルではもう時代遅れ。
多くの業種でプロラインのモノが簡素化されていく社会で、
もはやスーパーメゾットであったPDCAサイクルまでも、変化しました。
PDCAといえば、セミナー、社内研修、啓発本などでも多く活用されるツール。
マーケティングを学ぶ中で誰もがきっと、【PDCA】サイクルに出会います。
それって基本でしょ?というくらいPDCAサイクルは様々な分野で効果的。
【PDCAサイクル】とは?
P・計画(plan)
D・実行(Do)
C・確認(check)
A・改善(Act)
出発点であるPLANが最重要課題であり、
なにか行動を起こす時には、計画→実行→確認→改善のルーティンが
成功するために効果的な手順というモノです。
知ってるよ!と言いたいところだと思います。
しかし、コミュニケーション力の乏しくなった資質、
読解能力の低下や、AI知能の発展の進む中で、
PLANをもって進むというのはかなり難易度の高いミッションになりました。
なぜならば、PLANを起こすのは大体がTOPの人材であり、
TOPダウンの法則(上から指示を落とす)が鉄板で、情報の乏しかった今までで
あれば、TOPの情報力への支持は高いものの、スマホが手元にある今では、
情報の変化の速さに、部下が新たな情報を手に入れるのも早いので、
TOPダウンのスピードが情報の早さに追い付かない現状があります。
新しい情報が早い中で、古い情報の指示を無視する部下が増えるという事です。
これは危険!
バカスタグラムなどもそうですが・・WEBに会社のTOPがのせる承認欲求の投稿も、
部下や、部下の身内も見ていると事実もなんとも言えない部分(泣
「デジタルトゥー」というワードのように、一度載せた投稿はもうなかなか消せない。
それだけ、情報は早くなりました。
そして、情報社会、AI社会の前にあらわれた新しいスキルが、
【OODA】ループです。
アメリカ海兵隊で採用され、現代でも成果を上げているツールです。
PDCAにくらべると、プランニングの前に、観察があるのが特徴で、
計画を立てる前に、よく観察しましょうといったところ。
確かに!と言わせるほどに、
観察して→状況判断して→意思決定する→行動・改善
という流れのように、情報の変化しやすい現代や、
計画外、想定外の計画に対して、今にあった状況判断を求めるツールになっています。
大きな組織を動かすという時に、各自の状況判断は、
自己判断の行動になりやすいので、別なミスを生む可能性を否定できません。
しかし、「言われた通りにしかやらない」組織の中で、
「考える」という変化を与えることは、非常に効果的です。
ある一定のマニュアルも大切、ある一定のルールも大切、
しかし、観察力を高めることや、状況判断を身につけさせることは、
自然と改善策への対応も変化するのではないでしょうか?
人任せにできないから、中間管理やTOPがいます。
しかし、一人一人の育て方の中で【OODA】というツールは
今後より、重要な知識になる事を推測できます。
大きな資本でビジネスを動かしていない限り、
大半はゲリラ戦的な危機的状況に人は遭遇してしまいます。
急に足りない支払い、来月に余裕の無い貯蓄、
急な退職や、急な新人など・・・
大きな組織になった時に輝くPDCAも素敵ですが、
OODAというツールがあることを知っておくのも、
何かの役に立つのではないでしょうか?
本日はこのへんで、失礼致します。
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心の解説者・構成ライター 平山 紘介 コウスケさん
心の解説者・教育・ライター・売り出し方・コーチング・心理・平山 紘介 コウスケさん